二相流タービンランナの設計例です。
この設計の要点としては、衝動タービンとして断面翼型の最適化(入口角度・転向角・最大曲げ位置・滑らかさ等)や、ブレード出口側の面積拡大による膨張比の増加などです。
また、衝動型タービンであるにも関わらず翼間での膨張比を増加させるのは、二相流タービン独自の設計だからです。
そのため、二相流タービンは基本的に衝動型として設計しても、翼間での反動型の作用をさせることで動力の増加を行うことが出来ます。