速度複式で、それが更に2段の衝動蒸気タービンの設計例です。
タービン入口蒸気が40気圧ぐらいあるため、3600rpm発電機とタービンを直結するためにはタービンブレードの回転数を低速とする必要があります。
そのため、直径が大きく周速度係数が低い速度複式タービンを2段にすることで、発電機に直結できるように設計しています。
速度複式タービンは、現在ではロケットターボポンプに使われる程度で、あまり主流ではありませんが、用途によっては今回のように使われます。