以前の構想を元に、エジェクタ型のヘアードライヤー初号機を設計しました。
エジェクタ型とは、高速の空気流が廻りの空気を引き連れて風量が増大する一種のブロワーとなります。
上図のように多段遠心ブロワーで造られた高圧の空気はドーナツ状スリットから高速の空気として噴出され、その廻りの空気を吸引して高圧大風量の高速風のドライヤーとして使用出来ます。
多段の遠心ブロワーで高圧空気を造るので、モーターの回転数は毎分2万回転程度であり、一般的なモーターを使用出来るため、多段ブロワー部も金型で大量生産可能な樹脂構造としています。