これからの大型バイクに搭載されていくであろう、オートバイ用電動アシストターボチャージャー(発電機能付)の設計例です。
これを使うと、排気量600ccクラスの大型バイクが排気量1000ccクラスの最大出力を発生することが出来るようになります。
この電動アシストターボチャージャーの特徴は、エンジン回転数が低速の時には電動モーターがターボの回転数上昇をアシストするので、タイムラグの少ない過給効果を発生する点です。
そして、ターボチャージャーの回転数が低い状態でも充分な過給圧を得るため、ターボチャージャーのコンプレッサー部は2段遠心コンプレッサーとなっています。
さらに、将来のオートバイのハイブリッド化を見据え、電動モーターはターボチャージャーのタービンで回転させられる発電機ともなり、バッテリーに充電をすることも可能です。