一般的な3次元形状羽根タイプの遠心ポンプインペラ、遠心力強度解析例です。
結果図は上から順に、構造解析用メッシュ分割モデルイメージ・最大主応力値の色分布・変位量の色分布となっており、特に変位ではブレード入口シュラウドに近い領域が最大変位となっています。
このようなオープン型羽根車の場合、シュラウド側の変位が大きすぎると、ケーシングのシュラウド面をブレードが接触する危険性も出てきます。
その場合の対策としては、ブレード厚み分布の変更や、シュラウドバンド付クローズド羽根への変更等で変位量の調整をします。