衝動蒸気タービンの高速回転時の遠心力強度解析例です。
上図は強度解析用のメッシュ表示と、遠心力強度解析を行った結果の応力分布を示した解析結果画像になります。
また、この応力分布図で分かることは、大きな遠心力は羽根の根元やタービンディスクの中央部に発生するということです。
このタイプの羽根に遠心力がかかると、外側の羽根が千切れてしまうイメージを持つ方が多いのですが、実際は外側が内側を遠心力で引っ張るため、中央部により負荷がかかることになります。