自由表面流れ解析の事例として、クロスフロー水車の回転する羽根であるブレードランナーへの流れの作用状況を解析計算の中で羽根解析メッシュを毎分1200回転させて非定常流れ解析で計算しているものです。
空気と水の接する面がある自由表面流れで同時にスライディングメッシュによる回転部がある非定常流れ解析は、多大な計算時間を必要とする解析計算なので、上図の一番上から下までの進み具体には丸2日ほどかかっています。
よって、クロスフロー水車出口までに水が達するようになるまで後5日はかかりそうですから、全体で10日以上がこの計算にかかる時間となり、解析計算マシンのへ負担は大きく、頻繁に解析計算出来る対象ではないと言えます。