ラジアル(半径流)型衝動タービンの羽根形状を6種類設計し、流体解析で性能と流れの解析図を見た研究の結果です。
これらの解析結果から言えることは、中央部に厚みを持った翼型で羽根枚数が多いほど翼間流れがスムーズで出力が出やすくなるということです。
また、羽根入口角度、出口角度、それらによる転向角、などが大きく羽根の特性を変えることもわかります。
ラジアル型反動タービンと比較すると、出口羽根角度が鋭角なタイプでは回転と逆方向の絶対流の旋回速度を排気に与えてしまいますが、ラジアル型衝動タービンでは出力性能が良い場合もあります。