湯けむり発電

熱水タービンの図面 組立図と断面図


熱水タービンの図面として組立図と断面図を載せてみます。
次図は、全体の構造構成と重要部寸法を示しています。

そして次図は、組立断面図を表しており、実際の組立時に役に立つ図面です。

これら図面を見て頂いて分かるように、熱水タービンはとてもシンプルな設計としています。

湯けむり発電所(熱水タービン発電所)が完成


けむり発電所(熱水タービン発電所)が完成しました。
次は全景です。

外観は、上図のようにとっても小型でシンプルです。

次は、タービンを発電機側から見ています。

正式の地熱発電所として完成しています。これから試運転調整などを繰り返し行います。

熱水タービン試運転


熱水タービンの試運転を行った写真です。

タービンの回転状況を見るために、タービンケーシングサイドの点検窓を開けて、そこから蒸気を逃がして試運転している状況なのです。

熱水タービン羽根を回した熱水にはまだ蒸気エネルギーがだいぶ残っているのが分かりました。
運転自体では軸受も温度が低く保たれ良い感じでしたし、発電自体は安定していました。

ただ、タービン運転音である近くにジェット機がいるようなキーン音がかなり出ていて、防音対処が必要なことが分かっています。 組立時にシールが不十分だったところからはお湯が漏れているのも見受けられ、それにも対策することになっています。

ラジアル(遠心)型蒸気タービン


遠心型蒸気タービンの製作事例が次写真です。

蒸気のような気体用タービンで、特に圧力に対して流量が少ない場合に遠心型タービンが使用されます。
よって上写真を見て頂くと、蒸気が半径方向外側からタービンの放射状羽根入口に入るところには、高さの低い案内 羽根(ガイドベーン)が全周に並んでおり、これがタービン羽根に入る旋回流れを作り出すノズルになっていま
す。

高さの低い円筒上入口から羽根内に入った蒸気は、その出口の圧力が充分に低いために大きく膨張して羽根から 流出しますので外から内への蒸気が流れる通路の面積拡大率は大変に大きくなっており、蒸気を充分に膨張させ て圧力と温度を下げてタービン羽根から流出させます。

遠心型蒸気タービンの利点は、ひとつの羽根で蒸気の圧力降下を大きく取るれ、つまり膨張比が大きいタービン羽根となっている点です。
更に、遠心型蒸気タービン羽根はステンレス素材の塊から5軸加工削り出しで製作出来るので、短納期・形状の精度・高強度と良い点がたくさん出てきます。
ただ、やはり1段で高圧力蒸気を膨張することから回転数は高めであり、高速型発電機や歯車減速機などによる減速が必要になったりします。

湯けむり発電3号実験機の展示品への改造途中


湯けむり発電3号実験機を展示品への改造をしている途中の写真です。

湯けむり発電も実用化の段階となり、湯けむり発電3号実験機もその役目を終わりましたので、現在展示品として 残すために改造をしている途中です。

この湯けむり発電3号実験機は、安倍総理に御視察頂いた実験機なので思い出深く、このように展示品として
保存されるのは大変に有難いことになります。